イタリアの治安と旅行の注意点
イタリアへ旅行する前に確認しておきたい治安情報と、盗難・トラブルへの 具体的な備えをまとめました。一次情報は外務省の海外安全ホームページです。
外務省の危険情報レベル
イタリアで報告されている犯罪の傾向
2023年の犯罪認知件数は約234万件で前年比3.8%増。日本と比較し件数ベースで約3.3倍、人口比で約7倍。観光地・駅周辺・公共交通機関での置き引き、ひったくり、スリが多発。
実際に報告されている手口
ひったくり
オートバイや自転車の2人組による被害が多く、ナポリやシチリア等の南イタリアで多発。
スリ
子供の集団が新聞紙等を広げて近寄り注意をそらしたすきにバッグやポケットから貴重品を抜き取る。地下鉄・満員電車でも多発。
ニセ警官
制服姿の警官風の人物が検査と称して財布を出させ、巧みに高額紙幣やクレジットカードを抜き取る。
ぼったくりバー
テルミニ駅等の主要駅周辺で見知らぬ男に誘われたバーで不当に高額な料金の支払いを要求される。
出典: 外務省 海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」(2026-08-25時点の要約)。最新の手口・詳細は原典をご確認ください。
緊急連絡先
| 警察 | 113 |
|---|---|
| 救急 | 118 |
旅行者が実際にできる備え
- 現金は分散して最小限に。財布を2つに分け、多額の現金を持ち歩かない。支払いはクレジットカード中心にすると、 盗難時の被害を抑えやすくなります(カードは不正利用の補償や利用停止が使えるため)。
- パスポートのコピーを別の場所に。紛失時の再発行・帰国のための渡航書の手続きが早くなります。
- 携行品の損害に保険で備える。スマホ・カメラなどの携行品の盗難・破損は、海外旅行保険の携行品損害補償の対象に なる場合があります(補償には条件・免責があります)。クレジットカード付帯の保険にも この補償が含まれるものがあります。
- カード紛失時の連絡先を控えておく。紛失・盗難時はカード会社に連絡して利用を止めます。緊急連絡先をスマホ以外にも控えておくと安心です。