イギリスの医療費と海外旅行保険
クレジットカード付帯保険で足りる?
イギリスの医療費の実例(腹痛を訴え受診、急性虫垂炎と診断され14日間入院・手術)
海外では日本の健康保険が使えず、治療費は全額自己負担。 年会費無料カードの付帯保険で無料で備えられます。
年会費永年無料・Visa。公式サイトで詳細を確認できます。
このページの要点
- イギリスでは治療費が全額自己負担。実例では腹痛を訴え受診、急性虫垂炎と診断され14日間入院・手術が1,549万円かかっています
- 年会費無料のエポスカードは利用付帯で疾病治療270万円・傷害治療200万円まで補償
- 長期滞在・持病がある場合は損保の海外旅行保険との併用を検討
イギリスの医療費の目安
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 初診料 | 16,200円〜27,000円 |
| 入院1日あたり(個室) | 135,000円〜202,500円 |
| 虫垂炎手術(総費用・平均入院2〜3日) | 945,000円〜1,350,000円 |
| 骨折治療費(橈骨末端閉鎖性骨折) | 135,000円〜202,500円 |
| 歩行中に転倒し足首を痛め、靭帯損傷と診断され2日間入院・手術 | 396万円 |
| 腹痛を訴え受診、急性虫垂炎と診断され14日間入院・手術 | 1,549万円 |
出典: ジェイアイ傷害火災保険「海外旅行保険事故データ」・ジェイアイ傷害火災保険「海外旅行保険事故データ」(2024年度版)・ジェイアイ傷害火災保険「海外旅行保険事故データ」(2023年度版)(2026-08-24時点)。医療機関・地域・症状により大きく異なります。 「支払保険金」の項目は治療費そのものではなく、保険会社が実際に支払った保険金の事例です。
イギリスの医療体制と受診の流れ
通常の居住者とみなされる場合、外国人も原則NHSに加入できる(6か月以上滞在なら査証取得時にNHS利用料の支払いが必要)。救急医療はNHS未加入者にも原則無料。ロンドン中心に日本人医師のいる私立クリニックが複数あり、NHSと民間医療とも先進国水準。
受診するときの流れ・注意
NHSはGPに患者登録して予約する方式で慢性的に予約が取りにくい。民間は直接医療機関に連絡。救急時は999に電話するか直接病院へ(民間医療機関は原則救急非対応)。NHSは原則無料(処方箋・歯科は一定料金)、民間は全額自己負担のため保険加入が推奨される。
出典: 外務省「世界の医療事情」(2026-08-25時点の要約)。最新・詳細は原典をご確認ください。
イギリスで病気・けがをしたときの手順
- 1
保険のサポートデスクに連絡する
カード付帯保険なら保険会社の海外サポートデスク(エポスは年中無休・24時間・日本語対応)へ。症状を伝えると受診先の案内や通訳の手配を受けられます。連絡先は出発前に控えておきましょう。
- 2
案内された医療機関を受診する
キャッシュレス・メディカルサービス対応の提携病院なら、原則その場での治療費の支払いが不要になります(事前に保険デスクへの連絡が必要な場合があります)。
- 3
提携外の病院では立て替えて支払う
クレジットカードで支払い、後から保険金を請求します。高額になる場合は保険デスクに相談してから支払うと安心です。
- 4
書類を必ず保管する
診断書・領収書・処方箋の控えは保険金請求に必要です。事故の場合は現地警察の証明書も取得します。
- 5
帰国後に保険金を請求する
保険会社所定の請求書と書類を提出します。日本の健康保険の「海外療養費制度」で一部払い戻しを申請できる場合もあります(支給額は日本国内の治療費基準で計算されます)。
年会費無料カードの付帯保険でどこまで備えられるか
年会費永年無料のエポスカードの場合、旅行代金をカードで支払うと(利用付帯)、 以下の海外旅行傷害保険が適用されます。
| 補償項目 | 保険金額 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
| 傷害治療費用(1回の限度額) | 200万円 |
| 疾病治療費用(1回の限度額) | 270万円 |
| 賠償責任(免責なし・1回の限度額) | 3,000万円 |
| 救援者費用(保険期間中の限度額) | 100万円 |
| 携行品損害(1事故免責3,000円) | 20万円 |
出典:エポスカード公式「海外旅行傷害保険 ご利用のしおり(R7.12.24修正)」。「保険期間中の限度額」は毎年10月1日〜翌年9月30日の保険期間が単位です。エポスゴールドカードは補償額が異なります。最新・正確な内容は公式サイトでご確認ください。
カード付帯で足りやすいケース
- ・90日以内の短期旅行
- ・外来受診や短期入院レベルの治療費を想定
- ・保険料の負担を抑えたい
損保の保険も検討したいケース
- ・集中治療・長期入院・医療搬送まで想定する
- ・90日を超える滞在や持病がある
- ・治療費補償を無制限にしたい
医療費が高額な国・地域では、カード付帯保険を土台に損保の保険で治療費補償を 上乗せする組み合わせも選べます。どちらが向いているかは保険の選び方診断で確認できます。
年会費永年無料・Visa。公式サイトで詳細を確認できます。
適用条件(利用付帯)に注意
よくある質問
Q. イギリスで日本の健康保険証は使えますか?
A. 使えません。海外の医療機関では治療費は全額自己負担です。帰国後に日本の健康保険の「海外療養費制度」で払い戻しを申請できる場合がありますが、支給額は日本国内で同じ治療を受けた場合の基準で計算されるため、現地の治療費全額はカバーされないことがあります。
Q. キャッシュレス診療とは何ですか?
A. 保険会社が提携する現地の病院で、その場での治療費の支払いなしに受診できる仕組みです。エポスカードの付帯保険もキャッシュレス・メディカルサービスに対応しています(事前に保険デスクへの連絡が必要な場合があります)。
Q. 持病の治療も補償されますか?
A. カード付帯保険では持病・既往症に関わる治療は補償の対象外となるのが一般的です。持病がある場合は、持病補償のある損害保険会社の海外旅行保険を検討してください(引受条件は各社の定めによります)。
Q. 複数のクレジットカードを持っていると補償は増えますか?
A. 傷害死亡・後遺障害は最も高い補償額が上限ですが、治療費用などは各カードの保険金額に応じて合算されます(支払われる保険金は実際の損害額が上限です)。年会費無料カードを1枚追加して治療費の上限を上乗せする方法もあります。
イギリス旅行の準備ガイド
本ページは公開情報をもとに作成しています。医療費は医療機関・症状により大きく異なり、 為替レートにより円換算額も変動します。保険の補償内容は引受保険会社の定めによります。 渡航前に外務省の最新情報と各公式サイトをご確認ください。